無期転換ルールの5年間を数え始めるタイミングはいつか?
契約を更新して更新して
もう15年になる! なんて方も巷にはいらっしゃいます。
実はそんなにめずらしくないみたいです。
この2カ月弱で2~3人はそんな方のお話を聞きました。
これは偶然でしょうか???
無期転換ルールとは、前回もご案内したとおり
何度も何度も契約を更新して
すでに5年を経過した場合については
働く方のほうから
「次の契約からはもう、無期雇用にしてください!」
と申し込むと、自動的に無期契約に転換される、
というものです。
とすると、
15年もお勤めの方にしてみれば
「わたしはもう最低2回は無期転換申込ができたのに
なんにも知らなくて申込してなかったんだぁ~~~!!」
なんて泣きたくなったりして。
いいえ、泣くのはまだ早いです。
5年間のカウントの始まりをいつと考えるかによって
無期転換申込権の発生のタイミングも変わってくるからです。
そこで今回は
5年間を数え始めるタイミングはいつかについてお伝えします。
まず、下の図をご覧ください。。。。
あら残念。。。。。もう少しキレイに書けてると思い込んでいました。。。。
あんまり図がキレイじゃないのはご勘弁いただくとして、
まずご注目いただきたいのは、
起算点が平成25年4月(1日)から、ということなんです。
平成25年4月1日からカウントすると
5年を超えるタイミングは平成30年4月1日を過ぎたところ、
ということになります。
なのですでに契約を更新更新して
15年もお勤めしているみなさまも
無期転換申込権は
まだ発生していない可能性があります。
めでたしめでたし (*^_^*)
三浦 美佐子
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